こんにちは、未来です。
食事かかりを引き受けてから、最初の3ヶ月間くらいは本当に苦痛でした…。
だって何を作っても家の人(料理人)が作ったほうが美味しいんだもん。
なによりも辛かったのが「レパートリーがないこと」
なので、いつも野菜炒め系の料理ばかり出していました。
豚バラとキャベツの炒め物→鶏挽き肉と大根のみぞれ煮→麻婆茄子などなど…。
レパートリーを増やすためのレシピ本探し
レパートリーがない上に、手際が悪いのでとにかく料理をつくるのに時間がかかる。
「また明日も作らないといけないのか…」と思って毎日ため息ばかり。
でも、こんな状況よくない!と思い、家の人と相談して「レパートリーを増やせる本を買おう」となりました。
二人で何件も本屋さんを周り、今の私のレベルに合った本を探しました。
その結果買った本がこちらです。
「組み合わせ自由自在 作りおきおかず374 食のスタジオ編」
この本の良い点
この本を買って幾つか料理を作りましたが、その結果思った良い点について3つあげていきます。
探しやすさ
豚肉、牛肉、鶏肉、という肉の種類だけでなく、部位ごとにレシピが掲載されているので、「今日鶏挽き肉が安いけれど、何か作れるものないかな」というのが探しやすいです。
メインとなるオカズは「スピード」「日持ち」「ヘルシー」「シンプル」の4種類、サブとなるオカズは「サラダ・マリネ」「ボリューム」「らくらく」「めしとも」の4種類に分類されています。
「時間がないからとにかく早く作ろう」「昨日は油こい感じだったから今日はさっぱりめのものを作ろう」という目的に合わせて直ぐにレシピを探せることがこの本最大の特徴だと思います。
作り方が簡単
最大でも4手順程に簡略化されているので、作り方が非常に簡単でわかりやすいです。
クックパッドとかを見て、手順が13くらいまであるとそっと閉じるボタンを押してしまう人にもおすすめ出来ます。(私です)
今までクックパッドを見ていて、手順が複雑そうだと「この調味料抜きで良いんじゃない?」「この食材ないからアレンジしよー!」と勝手に手を加えて美味しくないご飯を作ってしまうことが多々ありました。
脱メシマズ!の一歩としては「シンプルなレシピをアレンジ無しでレシピに忠実に作成できる」ことが大事だと思うので、作り方が簡単というのはメシマズ改善が求めるレシピ集としてポイントが高いと思います。
アレンジ方法について書いてある
ほとんどのレシピにアレンジ、もしくは別の食材に変えても美味しい!というポイントが書いてあります。
先に「アレンジ無しで作成する」のが脱メシマズの一歩!と書きましたが、第二歩目の「アレンジ」へ進んでいくためにも、レシピ公式でアレンジが書いてあることは大事です。
同じ料理ばかり毎回作っていると飽きちゃうかもしれないですからね。
我が家のレシピ本の工夫
ちょっと見えづらいんですけれど、黄色の付箋が家の人が「自分が食べたいもの、かつこれを作れば未来の料理スキルが上がる」と思ったレシピです。
上の付箋が私がつけた「作成済み」の付箋です。作り終わったレシピ名にはマーカーを引いています。
後は、必ず作った後に家の人にアドバイスを聞いて、美味しかったポイントや工夫すべき点をメモしています。
この肉豆腐の時は「うちでは少し味が濃い目なので水を多めに入れたほうが美味しいかな。」みたいなアドバイスを貰いました。
この本の注意点
作り方が簡略化されている分、それぞれの食材の下処理については書かれていないので、下処理について知らない場合は自分で調べる必要があります。
たとえば「だし汁とはなんぞや」とか、「長ネギの下処理について」ですね。
だし汁は水に味の素などを適量薄めたもの、長ネギは茶色くなって乾いている部分の皮は全部剥くことなどを、既に知っているか、もしくは自分で調べる必要があります。
あとは「だし」が入っていないレシピが多いので、味付けが物足りないことが多々あります。
何か一味足りないな?と思ったら「味の素」や「鶏がらスープの素」などを入れて味を調整してみてください。
こういう人におすすめ
私の場合、下記の3点を満たすレシピ集が良かったのですが、同じようなレシピ集をお探しの奥様には大変オススメです。
- 料理のレパートリーが少ないので増やしたい
- 手際が悪く、料理を作るのに時間がかかるので次の日も出せるように作り置きできるレシピがほしい
- 食材ごとにページが別れて逆引きできるレシピ集が良い
おわりに
「次の日にも使いまわせるおかずばかり」「シンプルでわかりやすい」レシピ集ですので、メシマズ改善、料理初心者の方には非常におすすめなレシピ集です。
野菜炒めしか作れなかった私が、こんなに美味しそうな肉豆腐を作ることが出来ました。
これからも脱メシマズ!の一環として購入したものなどを紹介していきたいと思います。